コミックスは累計1億部を突破して、映画「鬼滅の刃 無限列車編」も大ヒットのロケットスタート。
様々な商品とコラボして社会現象を巻き起こしている鬼滅の刃ですが、アニメはまだまだ序盤です。
映画「無限列車編」の続きからは、柱と上限の鬼たちとの戦いが繰り広げられます。
残念ながらその過程で死亡してしまう柱もいるのです。
今回は、どの柱が死亡してしまうのか、柱の生死と上限の鬼との戦いをまとめました。
※ネタバレになります。
コミックやアニメを見て知りたいという方はここで閉じてください。
それではみていきましょう。
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水柱「富岡義勇」生存
冷静沈着に状況を判断する水柱の富岡義勇。
「無限城編」では炭治郎と共に、上限の参である猗窩座(あかざ)と戦う。武闘派の猗窩座から繰り出される攻撃は、強烈かつ正確。炭治郎と富岡は追い詰められてしまう。
すると富岡に「痣」が出現。炭治郎も覚醒し、なんとか頚を切り落とすことができた。
しかしここで猗窩座も覚醒する。頚を切り落とされても消滅せず、頭部は再び生え始め別の何かに変わろうとしていた。
富岡たちに必殺技を出そうとしていた猗窩座は人間だったころの記憶を取り戻し、自分で自分を攻撃する。再び再生するも「もう十分なんだ」と最後には崩れ落ち、富岡たちはなんとか勝利する。
その後、他の柱たちと鬼舞辻無惨と対峙し、生き残る。
炎柱「煉獄杏寿郎」死亡
映画「無限列車編」ではストーリーのメインでもあった炎柱の煉獄杏寿郎。
炭治郎たちと共に、鬼が出ると言われている列車に乗り込む。
列車に出てきた下弦の壱を倒すが、直後に上弦の参の猗窩座が突如現れる。
猗窩座は煉獄に「鬼になろう」と提案するも、煉獄はそれを拒否。
母の「強きものは弱きものを守るのが責務」という言葉を胸に、心を燃やし戦う。
奮闘するも、左目は潰れ、あばら骨は砕け、内臓が傷ついてしまった煉獄。しまいには猗窩座の腕が腹部を貫通して死亡する。乗客や仲間、誰1人として死なせずに守り抜いた。
炭治郎に「心を燃やして前へ進め」と言葉を残し息を引き取る。
音柱「宇随天元」生存
自身を「祭りの神」と呼ぶほど派手好きな音柱の宇随天元。
「無限列車編」の次の話「遊郭編」にて、上弦の陸である堕姫(だき)と対峙する。
宇随は堕姫の頚を瞬時に切り落とし、「弱すぎる、お前は上弦の鬼じゃない」と一蹴。
すると堕姫の頸からもう一体の鬼が姿を現す。出てきた鬼の名は妓夫太郎(ぎゅうたろう)。堕姫とは兄妹である。ふたりで上弦の陸であり、すなわちふたりの頚が同時に切れた状態でないと倒せない。
宇随は妓夫太郎の毒をくらうも炭治郎と力を合わせ頚を切ることに成功。堕姫の頚は善逸と伊之助が切り落とします。
上弦の鬼に勝利するが、毒が回り死ぬ寸前。そこに禰豆子がやってきて「血鬼術」で鬼の毒を燃やす。毒の関係でただれていた皮膚もみるみる回復した。
上弦の鬼との戦いで生き残ったが、左手と左目を失い引退する。
霞柱「時透無一郎」死亡
2カ月で柱になるほどの才能を持つ霞柱の時透無一郎。
上弦の壱「黒死牟(こくしぼう)」と対峙し、死亡する。
1対1で戦うことになるが、上弦の鬼の中でも圧倒的強さを誇る黒死牟を前に、震えが止まらない無一郎。
強い精神力で落ち着きを取り戻し、生まれ持った剣技のセンスで黒死牟に切りかかる。だが相手も呼吸を使う剣士。左手首を切られ、「鬼にしてやろう」と肩に刀を刺され拘束されてしまう。
その後、不死川玄弥、不死川実弥、悲鳴嶼行冥が助けに入る。
自力で肩に刺さった刀を抜き、戦いに混ざるが、出血多量により自分の先が長くないことを悟る。「役に立ってから死ね」と自分を奮い立たせ、猛攻を繰り出す黒死牟の動きを止めることに尽力した。
しかし黒死牟の攻撃により、腹部を真っ二つにされ命を落とす。
蟲柱「胡蝶しのぶ」死亡
毒舌であり、毒を使って鬼を倒す唯一の隊士、蟲柱の胡蝶しのぶ。
上弦の弐である童磨(どうま)との戦闘のすえ死亡。
童磨は姉カナエを殺した仇であり、しのぶはずっと童磨のことを探していた。頚を切る力がないしのぶは何度も毒の調合を変えて攻撃するも、ことごとく分解されてしまう。
鎖骨、肺、あばらを切られ、立つこともままならない中、最後の力を振り絞って頚に毒を叩き込む。
しかしその毒も効果はなく、直後にカナヲが助けに到着するが、しのぶは童磨に吸収されてしまう。
実はこれこそがしのぶの目的だった。しのぶは1年以上前から藤の花の毒を摂取し続け、体中に猛毒を巡らせていたのだ。
しのぶは童磨が、好んで女を食べていることを知っていた。自分を食わせて、自分の全体重37キロ分の毒を摂取させられれば弱らせることが可能であると考えてのことだった。
(通常の鬼の致死量は50ミリ)
まず自分が食われることを前提に戦いに臨み、カナヲには自分が死んだ後に毒で弱った童磨を倒すことを託していた。
しのぶは自分の役目を果たし死亡。
あの世で姉と両親に再開する。
恋柱「甘露寺蜜璃」死亡
なんにでもときめいてしまう恋柱の甘露寺蜜璃。
「無限城編」では蛇柱の伊黒小芭内と共に上弦の肆(し)である「鳴女(なきめ)」と戦う。
鳴女は琵琶を使い、無限城の空間を自由自在に操ることができる。その攻撃の殺傷能力は低いものの、厄介なもので刃が頚に届かない。
蜜璃は単純なので、真っ向から向かっていくも躱されてしまう。まるで遊ばれているかのよう。
仲間である鬼の愈史郎(ゆしろう)の手助けもあり、鳴女をあとに無惨のもとへ向かい他の柱たちと共闘。
しかし無惨の力は上弦のそれとは比較にならないほど強く、蜜璃は攻撃をなんとか勘で避けられている状況だった。
しかし無惨からの攻撃をくらってしまい重症に。
なんとか皆の力で無惨を倒すも、伊黒小芭内に自分の気持ちを伝えたのちに力尽きる。
蛇柱「伊黒小芭内」死亡
まるで蛇のようにネチネチと喋る蛇柱の伊黒小芭内。
上記の通り、甘露寺蜜璃と共に上弦の肆と戦ったのち、無惨のもとへと向かう。
無惨戦では、炭治郎を助け目を潰されてしまう。
目が見えなくなり圧倒的に不利な状況に立ってしまったが、いつも一緒にいる蛇の「鏑丸(かぶらまる)」が伊黒の目の代わりとなった。よほどの信頼関係を築いていなければ無理な話だろう。
健闘するも無惨の攻撃で致命傷をくらい命を落とす。
無惨を倒したあと、蜜璃と生まれ変わったあとの愛を誓った。
その後2人とも息を引き取る。
風柱「不死川実弥」生存
暴力的だが実は弟想いの優しい心の持ち主、風柱の不死川実弥。
時透無一郎たちと共に上弦の壱と戦い撃破する。
無惨のもとへ向かい憎しみをあらわに攻撃するも、無惨は圧倒的な回復力とスピードをもって柱に対抗する。
なんとか日の出まで無惨を抑え込み見事勝利。
無惨を倒したあと生死の境をさまよっていると、死んだ母と出会った。鬼になって子供たちを殺めてしまった母は「天国へは行けない」と言う。
「一緒に地獄へ行こう」と誘う実弥。そこへ父がやってきて「お前はまだあっちにもこっちにも来れねえよ」と一蹴され、意識が戻る。
岩柱「悲鳴嶼行冥」死亡
涙もろくいつも涙を流しているが、柱の中ではいちばんの強さを誇る岩柱の悲鳴嶼行冥。
時透無一郎、不死川兄弟らと共に上弦の壱を倒す。
無惨との戦いでは左脚を失うほどの重症を負ってしまう。
戦いに勝利するも「自分はもう間もなく死ぬ」と、治療を拒否する。
息を引き取る直前に子供たちの幻をみる。
悲鳴嶼は鬼殺隊入隊前にお寺で孤児を育てていた。
ある日鬼にお寺を襲撃され、悲鳴嶼は必死に子供たちを守ろうとするもみんな言うことを聞かない。
子供たちは悲鳴嶼の言うことを聞かず、散り散りに逃げたことの弁明と謝罪をする。
「あれは逃げようとしたわけではない。目の見えない悲鳴嶼を守るために農具を取りに行ったり、人を呼びに行こうとしていたんだ」と。真実を知った悲鳴嶼は心が救われ、子供たちと天国へと旅立った。
まとめ
いかがだったでしょうか。
みな鬼殺に尽力し、限界を超えて戦い抜いたことで無惨を倒すことができました。
しかしその代償は計り知れず。多くの鬼殺隊員や柱たちが命を落としてしまう結果に。どんどん亡くなっていく柱たちに、筆者も涙が止まりませんでした。
漫画ではすでに最終回を迎えていますが、これからアニメや映画の上映もまだまだ続くと思うととても楽しみですね。