無惨が作った鬼の中で断トツの強さを誇る黒死牟(こくしぼう)。
そんな黒死牟は一体どのようにして死んでしまったのでしょうか。
今回は上弦の壱・黒死牟の死亡シーンについてご紹介します。
※ネタバレ注意
上弦の壱・黒死牟とは
黒死牟は上弦の壱の称号をもつトップクラスの鬼です。
昔は始まりの呼吸の剣士として鬼狩りをしていましたが、より高みを目指すために鬼となりました。
血鬼術は使わず、主に刀と呼吸を使って攻撃します。
呼吸は「日の呼吸」の派生である「月の呼吸」を使用。
また「透き通る世界」が見えることに加え、鬼としての再生能力も相まって最強の強さを誇っています。
黒死牟の死亡シーンまとめ
黒死牟は無限城編で、無一郎、玄弥、実弥、悲鳴嶼との死闘の末死亡します。
黒死牟の末裔
まず最初に黒死牟と遭遇したのは霞柱・時透無一郎。
無一郎は黒死牟が残した子孫の末裔です。
黒死牟は無一郎の剣技の凄まじさ、精神力の高さに感嘆し鬼にすることにしました。
鬼喰いの玄弥
2人の様子を陰からをうかがっていた玄弥が攻撃を仕掛けます。
しかし玄弥の存在に最初から気づいていた黒死牟は、玄弥の腕と胴を両断してしまいました。
「貴様のような鬼擬き 生かしておく理由はない」
そう言い残すと玄弥の頚を斬り落としにかかります。
増援
玄弥の首が斬られる瞬間、実弥が到着し玄弥を助けます。
痣もまだ出現していない実弥でしたが、黒死牟と1対1でもいい勝負。
しかし広範囲の攻撃により実弥は負傷します。
「稀血」持ちである実弥の血が迸りますが、その血の影響を受けて黒死牟は酩酊状態に。
立て続けに攻める実弥でしたがやはり上弦の壱には一歩及ばず。
ピンチのところに悲鳴嶼が増援に駆け付けます。
実弥と悲鳴嶼は痣を出現させ、黒死牟の着物を切り裂くほどに追い込んでいきました。
しかし黒死牟も負けてはいません。
刀は長く伸び、刀身から刀身が枝分かれするような形に変化します。
これにより攻撃範囲は倍以上になり近づくことすらできません。
頚を落とされる
無一郎と玄弥が戦闘に参戦します。
皆で息を合わせ黒死牟の間合いに入り、無一郎は刀を突き刺し動きを止めます。
黒死牟の髪と折れた刀身を喰ったことで鬼化が進んだ玄弥は、血鬼術で銃弾を打ち込みます。
その銃弾は根を張り木が生え、黒死牟の動きを完全に止めることに成功しました。
実弥と悲鳴嶼で頚を斬り落としにかかりますが、命の危機を感じた黒死牟が叫ぶと体から多数の斬撃が放たれ、無一郎と玄弥は真っ二つに分断されて悲惨なことに。
黒死牟の体中から無数の刃が生えています。
真っ二つになってしまった無一郎ですが意識はまだあるようで、黒死牟に突き刺した刀を強く握りしめ赫刀へと変化させます。
激痛が走る黒死牟ですが、体に残っている銃弾から再び木が生え始め攻撃が出せない状態に。
この機を逃すまいと、実弥と悲鳴嶼の活躍により黒死牟の頚は斬り落とされました。
弱点の克服
頚を落とされた黒死牟でしたが、体は崩れることなく頚は再生し始めます。
しかしその姿は人の形をしておらず、まさに化け物のような風貌でした。
実弥と悲鳴嶼は諦めずに向かっていきます。
「私は頚の弱点を克服した これでもう誰にも負けることはない・・」
そう思っていると実弥の刀に反射して映った、自分のおぞましい姿に冷静さを取り戻します。
「これが本当に望みだったのか?」
強い侍になりたかった黒死牟でしたが、いつの間にか醜い鬼になってしまい「鬼になってまで強くなりたかったのか?」自問自答します。
「ちがう 私はただお前になりたかったのだ 縁壱」
双子の弟の縁壱のことを思い返すと、黒死牟の体は崩れ落ちていきました。
黒死牟が幼少時代、縁壱にあげたはずの「笛」を残して--。
関連記事 ≫上弦の壱・黒死牟の過去を徹底解説!