【鬼滅の刃】２３巻ネタバレ感想！１９７話『執念』逃げに徹する無惨とそれを追う鬼殺隊

「鬼滅の刃」最終巻の２３巻がついに１２月４日に発売されました！
２３巻は１９７話～２０５話まで収録されています。

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今回は１９７話のネタバレをしていきますので、コミックで読みたい！という方はご注意ください。

さて、１９６話では珠世の薬が効き始め、分裂できずに吐血してしまう無惨様－－といったところで終わりました。

はたしてこのまま殺されてしまうのでしょうか・・

前回１９６話のおさらい

・炭治郎の元へ向かう禰豆子。道中、薬の効果が効き始め人間に戻ります。
そして鬼に家族を殺されたこと、仲間のこと、柱たちのこと、炭治郎のこと、自分は「竈門禰豆子」だということ、全てを思い出しました。

・夜明けまで残り３５分。
無惨は頃合いを見て分裂して逃げようとしますが、なぜか分裂できません。
薬の「分裂阻害」の効果です。３つ目の薬に苛立ちを隠せない無惨ですが、突然吐血してしまいます。実は薬は４つあったのです。

３つの薬で弱ったところに、４つ目が効き始めました。

１９７話ネタバレ『執念』

珠世
「お前を殺す為にお前より強くなる必要はない　お前を弱くすればいいだけの話」
「お前が生きる為に手段を選ばないように　私も・・私たちもお前を殺す為に手段を選ばない」

無惨にそうメッセージを残す珠世。まさに執念です。

薬の効果を知り動揺する無惨。
ピタっと動きが止まります。

炭治郎
「！！　動きが止まった　珠世さんの薬だ　きっとそうだ」
「いける！！勝てる！！夜明けまでもう少し」

すると突然ものすごい衝撃波を放つ無惨。
炭治郎と伊黒は吹き飛ばされてしまいます。

無惨の肩から腰にかけてぱっくりと裂けています。
まるで口のように牙が生えていて、その風貌はまさに化け物。

炭治郎
「ガ　ガ　ガ　何だ　今の　衝撃　痙　痙攣が　止まらない」
「息　息が　でき　できない　無惨　逃げる　逃げ　逃げ」

衝撃波の影響で痙攣してしまい動けなくなってしまった炭治郎。
呼吸すらもままなりません。

・
・

槇寿郎
「お館様！！」

無惨の衝撃波は目くらましの紙を持っていたカラスを伝って、輝利哉たちにもダメージをくらわせました。

輝利哉
「大　大丈夫だ　私に構うな　小芭内と炭治郎は無事か」

槇寿郎
『無惨の攻撃がこちらまで飛んできた？　馬鹿な　まさか居場所を気取られるようなことはあるまいな』

くいなorかなた
「目・・目の位置が外れていて見えません　夜明けまであと　に・・２０分です」

輝利哉
「あともう少し・・もう少しだ　無惨を逃がすな　頼む誰か・・戦える子は・・」

・
・

邪魔者がいなくなってその場を走り去る無惨。

炭治郎
『立て　立ちあがれ』
『ああああ息ができない　肺・・肺が潰れたのか　いっ伊黒さんどこに　逃げてしまう　無惨が・・！！』

伊之助と善逸の登場

逃げようとする無惨を伊之助が止めにやってきます。
すでに体はボロボロの状態。

伊之助
「よくもやってくれ゛たなぁ　許さね゛ぇ」

炭治郎
『伊之助　伊之助　危　危ない　あぶ』

無惨は伊之助に攻撃しようとするも疲労のせいで術が出せません。

無惨
『術が出せない　疲労か・・』

伊之助
「俺たちを庇って数珠のおっさんの足と半々羽織の腕が千切れた　あっちこっちに転がってる死体は一緒に飯を食った仲間だ」
「返せよ　足も手も命も全部返せ　それができないなら百万回死んで償え！！」

怒りに任せ無惨に向かっていく伊之助ですが、地面から突き出してきた無惨の腕に捕まってしまいます。

炭治郎
『伊之助！！　あああ伊之助！！　助けろ　助けろ　駄目だ死ぬ　俺が先に死ぬ・・！！』

無惨の腕に潰されそうになっている伊之助。
とその時、大きな音を立てて誰かが助けにやってきます！

善逸
「伊之助踏ん張れ！！　炭治郎はまだ生きてる　心音がする」

助けに来たのは善逸でした！

善逸
「炭治郎生きることだけ考えろ　聞こえるかお前は死なない　絶対死なない」
「禰豆子ちゃんと帰るんだ　人間に戻った禰豆子ちゃんと　生まれ育った家に帰るんだ」
「家族みんな待ってる　２人が帰ってくるのを」

絶対に逃がさない

炭治郎
『血鬼術で神経系を狂わされているなら　日輪刀が有効なんじゃないか』
『上がれ　持ち上がれ　早く早く　隙間に刺す　太い血管と急所は避けろ』

なんとか痙攣を止めようとした炭治郎は、自分の肩を日輪刀で刺しました。

炭治郎
『いけるか　頼む止まれ　痙攣止まれ』

・
・

伊之助も善逸もなんとか無惨を止めていますが、もうボロボロの状態です。
それでも「逃がさない」その執念で立ちあがります。

無惨
『腕が上がらない　体が重い鉛のように　また立ちあがる　害虫共』

無惨ももう息を切らして相当疲れている様子。

富岡や悲鳴嶼、柱たちがボロボロになりながらも無惨の元へ。
彼らを突き動かしているのは執念だけ－－。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は鬼滅の刃１９７話のネタバレをご紹介しました。

伊之助の無惨に対するセリフや、善逸の炭治郎に対するがストレートに心に突き刺さりました。
なぜでしょう？鬼滅の刃のセリフはみんなスッと入ってくるのです。

漫画でも泣けるのに、アニメになって声優さんが命を吹き込むときっと号泣してしまうでしょうね。

それでは、次回は鬼滅の刃１９８話のネタバレをご紹介します。

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