【鬼滅の刃】２３巻ネタバレ感想！２０２話『帰ろう』カナヲの想いと藤の花の薬

「鬼滅の刃」最終巻の２３巻がついに１２月４日に発売されました！
２３巻は１９７話～２０５話まで収録されています。

今回は２０２話のネタバレをしていきますので、コミックで読みたい！という方はご注意ください。

さて、前回は鬼となってしまった炭治郎が伊之助に手をかける－－！？とここで終わっています。

前回２０１話のおさらい
２０２話ネタバレ『帰ろう』
- 藤の花の薬
まとめ

前回２０１話のおさらい

・「想いこそが永遠」ということを身にしみて感じた無惨は、「最強の鬼の王」となることだった自分の想いを炭治郎に託しました。

・炭治郎は鬼となり、すぐに陽光を克服しました。富岡、善逸、伊之助の３人で炭治郎を倒そうと奮闘します。
１対１になった伊之助は、炭治郎の首元まで刀を持っていきますが、優しかった頃の炭治郎を思い出すと刀を振り抜けず手が止まってしまいます。炭治郎の手が伊之助に伸びて－－。

２０２話ネタバレ『帰ろう』

伊之助ピンチか！？
しかしそこに立ち塞がるのは禰豆子でした。
伊之助を庇うような状態で、炭治郎に噛みつかれてしまっています。

禰豆子
「お兄ちゃん　ごめんね」
「ずっと私何もわからなくなっててごめんなさい　お兄ちゃん独りに全部背負わせたね」
「どうしていつもお兄ちゃんばっかり苦しいめにあうのかなあ　どうして一生懸命生きてる優しい人たちが　いつもいつも踏みつけにされるのかなあ」
「悔しいよお兄ちゃん負けないで　あともう少しだよ　鬼になんてなっちゃだめ」
「帰ろう　ね　家に帰ろう」

炭治郎はグオオオと叫ぶと、禰豆子に爪を立てぶん投げようとします。
それを止める善逸。

善逸
「炭治郎やめろーっ！！」
「禰豆子ちゃんだぞ　元に戻ってる　人間に戻ってる　こんなことしたら死んじゃうよ！！　お兄ちゃんて呼んでるだろ！！」

それでもグオオオと叫び続け、鬼化の止まらない炭治郎に伊之助は一発バシンと入れます。

伊之助
「やめろーーーっ！！」
「ガーガ－言うな　禰豆子に怪我とかさせんじゃねえ　お前そんな・・そんな奴じゃないだろ」
「あんなに優しかったのに・・！！　元の炭治郎に戻れよォオオオ！！」

炭治郎をポカスカと叩き続ける伊之助。

すると突然衝撃波を放つ炭治郎。
善逸、伊之助、富岡は吹き飛ばされてしまいますが、禰豆子は炭治郎に必死えしがみついています。

炭治郎の背中からはたくさんの管が生えていて、その風貌はまるで無惨のよう。

禰豆子
「お兄ちゃん負けないで　お兄ちゃん・・」

炭治郎に声をかけ続ける禰豆子。
炭治郎はなんだか苦しそうな様子。

善逸に管を使って攻撃する炭治郎、それを防ぐ富岡。

富岡
『禰豆子を噛んだ！！　血の味を覚えてしまった　もうおしまいだ・・！！　早く！！　早く炭治郎を殺さなければ　人を殺す前に　だが・・』
『日光も赫い日輪刀も炭治郎には効かない　殺す方法がない・・！！』

禰豆子を噛んで血の味を覚えてしまった炭治郎に絶望する富岡。
「早く倒さねば」と焦りますが、その方法が見つかりません。

炭治郎は口にエネルギーを溜めて攻撃してこようとします。

禰豆子
「誰も殺さないで！！　お兄ちゃんお願い！！」
「やめて！！」

泣きながら炭治郎を止めようと必死な禰豆子は、炭治郎の口に手を当てて攻撃させないよう奮闘します。

ドギャ

炭治郎の攻撃は逸れましたが、禰豆子の手は血まみれに。

善逸
「わああ禰豆ちゃん！！」

攻撃を続ける炭治郎。

禰豆子
「だめ！！　もう今のやったらだめ！！」

善逸
「嫌だ嫌だ　禰豆子ちゃん離れて！！　炭治郎やめてくれ頼む！！」

伊之助
「たん　じろ・・　ねず・・」

善逸はずっと禰豆子の心配をしていますね。
伊之助は衝撃波のダメージで倒れています。

富岡

何故禰豆子を殺さない？
血の滴る食い物が目の前にあるというのに

先刻の攻撃は何故逸れた？

抗っているのか炭治郎
お前も

炭治郎の自我を取り戻すことができれば・・！！

しかしそんな奇跡が容易く起こせるのか俺に・・！！

藤の花の薬

愈史郎
『まずいまずい　何てことだ・・！！』
『無惨め・・！！　死んで尚これ程他人に不快感を味わわせるとは　クソッ！！　日の光のせいで向こうに行けない・・！！』
『太陽の下では血鬼術すら塵と消える　俺にはもう何もできることがない』

日光から身を隠し、己の不甲斐なさを痛感している愈史郎。
目の前をフラフラと通過するカナヲが目に入ります。
どうやら炭治郎たちの元へ向かっているよう。

カナヲ
「炭治郎・・　禰豆子ちゃん・・　可哀想に・・」

そうつぶやくと胸ポケットから小さな木箱を取り出しました。

カナヲ
『割れてない・・　使える・・』

それはしのぶが作った「藤の花の薬」でした。

・
・

～回想～

しのぶ
「これをカナヲに預けておきます　禰豆子さんに使う薬が足りなければと思って　藤の花から作ったものですが・・」
「鬼を人間に戻す薬は珠代さんが３つも作ってくださったので　これはもう必要なかった」
「あの人は・・　凄い方です　尊敬します」

・
・

カナヲ
「私の目を片方残してくれたのは　このためだったんだね　姉さん」

鬼になってすぐだから
今ならまだ片目でも

炭治郎の攻撃を掻い潜れるはず

「花の呼吸　終ノ型　彼岸朱眼（ひがんしゅがん）」

カナヲは炭治郎に向かっていき、炭治郎に薬を突き刺し注入することに成功しました。
その際炭治郎の攻撃をくらってしまい倒れてしまいますが・・

カナヲ
「炭治郎だめだよ　早く戻ってきて　禰豆子ちゃん泣かせたらだめだよ・・」

炭治郎
『禰豆子・・』

意識の奥でかすかに禰豆子を思い出す炭治郎。
炭治郎は無惨の肉塊に包まれてしまっています。

ドクン

炭治郎の中で変化が－－？

まとめ

いかがだったでしょうか。
今回は鬼滅の刃２０２話のネタバレをご紹介しました。

ついに禰豆子が到着しました！
炭治郎が禰豆子を喰わずに抗ってる様子、葛藤している様が何とも言えません。

炭治郎を倒す方法がないと富岡が奮闘している間に、カナヲは自分の目を犠牲にして炭治郎に薬を注入しました。

次回、果たして炭治郎は人間に戻れるのでしょうか？