「鬼滅の刃」最終巻の23巻がついに12月4日に発売されました!
23巻は197話~205話まで収録されています。
➤【鬼滅の刃】197話『執念』ネタバレ
➤【鬼滅の刃】198話『気付けば』ネタバレ
➤【鬼滅の刃】199話『千年の夜明け』ネタバレ
➤【鬼滅の刃】200話『勝利の代償』ネタバレ
➤【鬼滅の刃】201話『鬼の王』ネタバレ
➤【鬼滅の刃】202話『帰ろう』ネタバレ
➤【鬼滅の刃】204話『鬼のいない世界』ネタバレ
➤【鬼滅の刃】最終回205話『幾星霜を煌めく命』ネタバレ
今回は203話のネタバレをしていきますので、コミックで読みたい!という方はご注意ください。
前回は、カナヲが炭治郎に「藤の花の薬」を打ち込んだところで終わりました。
前回202話のおさらい
・人間に戻った禰豆子が炭治郎の元に到着しました。炭治郎は禰豆子を噛んでしまいますが、喰らおうとする様子は見られません。攻撃の手を緩めない炭治郎に禰豆子は必死にしがみつき、声をかけ続けます。
・カナヲはしのぶから「藤の花の薬」を渡されていました。その薬を使えば人間に戻れるかもしれない。カナヲは「終ノ型」を使い自分の目を犠牲にして、炭治郎に薬を注入することに成功しました。
203話ネタバレ『数多の呼び水』
禰豆子
『お兄ちゃん帰ろう 家に帰ろう』
泣いている禰豆子の描写。
帰りたい
俺も家に帰りたいよ禰豆子
本当にもう疲れたんだ
おお願いします神様
家に帰してください
俺は妹と家に帰りたいだけなんです
どうか・・
無惨の肉塊の中に埋まっている炭治郎は早く帰りたい様子。
天に手を伸ばしています。
まとわりついている無惨の意識が炭治郎に語りかけます。
無惨
「帰ってどうなる 家族は皆死んだ 死骸が埋まっているだけの家に帰ってどうなる」
思い出が残ってる
あの幸せな日々は
俺と禰豆子がいる限り消えない
だから帰る
無惨
「無意味なことをするのはよせ 禰豆子は死んだ お前が殺した」
嘘だ
禰豆子は生きてる
お前は嘘つきだ
亡くなった炭治郎の家族が、炭治郎を肉塊から押し上げます。
無惨
「余計な真似をするな亡者共」
「血の匂いがするだろう 仲間たちの お前がやったのだ」
「恨まれているぞ 誰もお前が戻ることを望んでいない」
謝りたい
みんなを傷つけてしまったこと
戻って謝りたい
無惨
「謝っても許されない」
それはお前が決めることじゃない
みんなが俺を心配してくれてる匂いでわかる
無惨
「黙れ お前は私の意志を継ぐ者」
「前を向くな 人を信じるな 希望を見出すな 鬼でなくなれば数年のうちに死ぬのだぞ 痣の代償を払わねばならぬ」
「自分のことだけを考えろ 目の前にある無限の命を掴み取れ」
嫌だ
俺は人間として死ぬんだ
無限の命なんか少しも欲しくない
いらない
みんなの所に帰りたい
無惨
「屑め」
「お前だけが生き残るのか? 大勢の者が死んだというのに お前だけが何も失わずのうのうと生き残るのか?」
涙する炭治郎。
すると下からたくさんの手が炭治郎を上へと押し上げます。
煉獄、悲鳴嶼、伊黒、しのぶ・・それは死んでいった仲間たちでした。
きっとみんなの想いは炭治郎の心の中にあったのでしょう。
無惨
「こんなのお前の妄想だ 恥を知れ! やめろ!!」
しのぶさんの匂いがする
いや・・これは・・
藤の花の匂いか・・
気付くとあたり一面藤の花が咲き誇っていました。
藤の花から禰豆子の手が伸びてきて炭治郎の手を掴みます。
禰豆子
「お兄ちゃん帰ろう」
炭治郎
『禰豆子・・』
無惨
「手を離せ こっちに戻れ 太陽すら克服したというのに」
「お前は類稀なる生物なのだ そっちに行くな炭治郎」
「死んだ者達の憎しみの声が聞こえないのか!! 何故お前だけ生き残るんだと叫んでいるぞ 何故自分たちは失ったのにお前だけが・・」
無惨は必死で炭治郎を説得します。
何が何でも鬼となって自分の想いを受け継いでほしいようです。
そんな人いない
自分ではない誰かのために命を懸けられる人達なんだ
自分たちがした苦しい思いや悲しい思いを
他の人にはして欲しくなかった人たちだから
無惨
「炭治郎待て!! 待ってくれ頼む!! 私の意志を継いでくれお前が!!」
「お前にしかできない お前は神に選ばれし者だというのがわからないのか」
「お前ならなれる!!完璧な・・ 究極な生物に!!」
必死に炭治郎にしがみつく無惨。
禰豆子に加え藤の花から富岡、善逸、伊之助・・鬼殺隊員みんなの手が差し伸べられます。
炭治郎
「みんな・・」
『炭治郎戻って来い』
『絶対負けるな こっちだ炭治郎』
『帰ろう 家に帰ろう』
みんなが炭治郎を応援しています。
無惨
「炭治郎 炭治郎行くな!!」
「私を置いて行くなアアアア!!」
無惨を残して炭治郎は上へと昇っていきました。
おかえり
目が覚めると、みんな炭治郎を囲って心配していました。
禰豆子
「お兄ちゃん」
炭治郎
「・・ごめん 怪我 大丈夫・・か・・」
意識が戻った炭治郎に歓喜する鬼殺隊のみなさん。
「戻ったあああああ!! 炭治郎だあああ」
伊之助
「お前にやられた傷なんか・・たいしたこと・・ねえぜ・・」
あまりの嬉しさに泣きながらプルプル震える伊之助。
善逸
「俺は・・一生かけて・・償ってもらうから・・妻の分も・・」
善逸は禰豆子のことを「妻」なんて言って、相変わらずですね。
禰豆子も困惑しちゃってます。
富岡もホッとしたようで全身の力が抜けいきます。
やっと一息つけそうですね。
炭治郎と禰豆子は再会の喜びを泣いて分かち合います。
隠
「カナヲちゃん 炭治郎目を覚ましたよ!」
炭治郎
『カナヲ・・ 良かった・・生きてる・・』
ほほ笑み会うカナヲと炭治郎。
伊之助は炭治郎のことが大好きですね。
ずっとくっついています。
少し離れたところで太陽から身を隠す愈史郎もホッとしたように息をはきます。
愈史郎
「はー」
「ふん お前は死なないと思ってた」
「珠世様 終わりましたよ・・」
珠世の簪を握りしめて勝利を報告する愈史郎・・。
永きに渡る死闘ついに決着!!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は鬼滅の刃203話のネタバレをご紹介しました。
炭治郎人間に戻りましたね!
殺すという選択肢にならなくて本当によかったです。
そしてついに人間に戻った禰豆子と炭治郎が再開を果たしました。
兄妹の愛に胸打たれてしまいました。
次回、クライマックスです!
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