「鬼滅の刃」最終巻の23巻がついに12月4日に発売されました!
23巻は197話~205話まで収録されています。
➤【鬼滅の刃】197話『執念』ネタバレ
➤【鬼滅の刃】198話『気付けば』ネタバレ
➤【鬼滅の刃】199話『千年の夜明け』ネタバレ
➤【鬼滅の刃】200話『勝利の代償』ネタバレ
➤【鬼滅の刃】202話『帰ろう』ネタバレ
➤【鬼滅の刃】203話『数多の呼び水』ネタバレ
➤【鬼滅の刃】204話『鬼のいない世界』ネタバレ
➤【鬼滅の刃】最終回205話『幾星霜を煌めく命』ネタバレ
今回は201話のネタバレをしていきますので、コミックで読みたい!という方はご注意ください。
さて、前回は続々と柱が亡くなり、炭治郎までも息を引き取ってしまいました--。
前回200話のおさらい
・ついに無惨に勝利した鬼殺隊。しかしその代償は大きいもので、悲鳴嶼、甘露寺、伊黒が故人となってしまいました。
・富岡は、自分が重症ながらもおかまいなしに炭治郎を探します。しかし炭治郎の息は既に止まっていました。
「守れなくてごめん・・」と謝罪し涙する富岡--。
201話ネタバレ『鬼の王』
私にはいつも死の影がぴたりと
張りついていた
私の心臓は母親の腹の中で何度も止まり
生まれた時には死産だと言われ
脈もなく呼吸もしていなかった
荼毘(火葬のこと)に付されようという際に
踠いて踠いて
私は産声を上げた
私は私が強く念じたことを
必ず叶えてきた
実行してきた
しかし一個体にできることは限界があった
産屋敷
お前の言ったことは正しかったと認めざるを得ない
生き物は例外なく死ぬ
想いこそが永遠であり不滅
確かにそうだった
殺した人間など誰一人覚えていない
肉体は死ねば終わり
だがどうだ
想いは受け継がれ決して滅ばず
この私すらも打ち負かしたのだ
私はその事実を目の当たりにし
感動し震えた
私の肉体は間もなく滅びるだろう
陽の光によって
だが
私の想いもまた不滅なのだ
永遠なのだ
私はこの子供に想いの全てを託すことにする
呼吸も心臓も停止しているが
細胞の全ては死滅しておらず生きている
まだ間に合う
私の血も力も全て注ぎ込もう
もしも即死を免れ生きることができたなら
竈門炭治郎お前は
陽の光をも克服し
最強の鬼の王となるだろう
なぜならお前は竈門禰豆子と血を分けた兄であり
あの化け物と同じ呼吸を使うことができた唯一のもの
お前は死なない
私は信じる
私の夢を叶えてくれ炭治郎
お前が
鬼と化す炭治郎
隠
「うっ・・うっ・・ううっ」
炭治郎を囲み皆泣いています。
お前が滅ぼせ
私の代わりに
鬼狩りを
突如目を覚ます炭治郎。
その目は赤く、鬼の目をしています。
「え?」と周りの皆困惑気味。
吹き飛んだ右腕が超再生し、隣にいた隠を殺しにかかります。
しかし瞬時に反応して間一髪で助ける富岡。
隠
「えっ 何・・ ええ? 炭治郎?」
「なんで?」
炭治郎よだれを垂らして完全に鬼化しています。
また別の隠に攻撃を仕掛ける炭治郎。
富岡
「離れろーーーーっ!!」
次の瞬間、陽の光に当てられた炭治郎の体が灼かれます。
炭治郎
「ギャアアッ」
灼かれてのたうち回る炭治郎。
富岡
「惚けるな 離れろ!!」
隠
「でも炭治郎が・・」
鬼となった炭治郎のことを心配する隠。
富岡
「動ける者ーーーっ!! 武器を取って集まれーーーっ!!」
富岡の声にビックリする愈史郎、善逸、隠の皆さん。
実弥はスヤスヤと夢の中です。
富岡
「炭治郎が鬼にされた 太陽の下に固定して焼き殺す」
「人を殺す前に炭治郎を殺せ!!」
善逸と伊之助に衝撃が走ります。
炭治郎は日陰へと隠れようとしますが、富岡がそれを阻止。
富岡
『日陰にはいかせん・・!!』
『一瞬遅れたら間違いなく隠を殺していた 頼むこのまま 炭治郎のまま死んでくれ・・!!』
抵抗する炭治郎でしたが、日光灼けがピタッと止まります。
なんと驚異のスピードで陽の光を克服したのです。
富岡
『陽光灼けが止まった!! 馬鹿な・・』
バキャ
炭治郎の攻撃が富岡の顎にヒット。
止めを刺そうとします。
仲間だから
伊之助
「何してんだーーーっ!!」
伊之助が加勢に来て炭治郎の攻撃をはじきます。
富岡
『失血で目が回る・・』
伊之助
「半々羽織りだぞ 仲間だぞ!!」
善逸
「炭治郎」
善逸も隠に支えられながら炭治郎の元へ。
グルグルうなるし、痣は広がるし、血管ビキビキの炭治郎に伊之助も善逸も唖然とします。
善逸
「嘘だろ・・炭治郎」
「もうみんな戦えないよ ボロボロで こんなのあんまりだ」
「禰豆子ちゃんどうするんだよ 炭治郎」
伊之助と富岡に向かって猛攻する炭治郎。
俺たちは仲間だからさ
兄弟みたいなもんだからさ
誰かが道を踏み外しそうになったら
皆で止めような
どんなに苦しくても辛くても
正しい道を歩こう
善逸
「炭治郎やめろーーーっ」
泣き叫ぶ善逸。
伊之助
『俺が斬る 俺が止める 俺が・・っ』
刀は頚を捉え、そのまま振り抜けば斬れてしまいそうです。
が、心優しかった頃の炭治郎を思い出し躊躇する伊之助。
伊之助
『斬れねえ だめだ炭治郎 できねえ』
涙する伊之助。
炭治郎の手にかかってしまうのか、伊之助ピンチ--!
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は鬼滅の刃201話のネタバレをご紹介しました。
まさかの炭治郎が鬼になってしまいましたね。
予想外の展開に衝撃を受けました。
過去に「誰かが道を踏み外しそうになったら皆で止めよう」と語り合っています。
それがこんな状況で返ってくるとは・・
伊之助も覚悟が決まらないようでしたね。
さて、伊之助のピンチで終わりましたが次回どうなってしまうのでしょうか?
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